Dear Travellers · 巻之 05
立ち回り — 序盤・中盤・終盤の判断
このゲームに「攻略の正解手順」はありません。災厄はランダムで、同じ飛行は二度と起きません(公式説明にも Randomized Runs とあります)。ただし「どの順番で手を打つか」には、はっきりした良し悪しがあります。
表は画面が狭いとき横にスクロールできます(右端がぼやけているときは続きがあります)。
序盤 — 離陸前と最初の1分
- 操縦者を決めてから座る。誰が操縦するか決めずに座ると、離陸直後に交代が起きて機体が不安定になる。
- 乗客全員のベルトを確認する。ここを飛ばすと、最初の乱気流で一気に負傷者が出る。
- 消火器とハンマーの場所を全員が把握する。持ち主を決めるのはその後。
- スキルの重複を確認する。Bucket と Grapple が両方ない構成は、火災かヘリのどちらかで詰む。
中盤 — 災厄が重なる時間帯
飛行が進むと、災厄が重なります。火災と破口が同時、ヘリと乱気流が同時、といった具合です。この時間帯に重要なのは「全部を拾わない」ことです。
判断の基準は、放置したときの悪化速度です。機体が傾く、ヘリが至近、火が広がる、の3つは待てません。逆に乗客のパニックや軽微な破口は数十秒待てることが多く、後回しにしても致命傷になりにくいです。
もう1つ重要なのが、操縦者を孤立させないことです。操縦者は席を立てないので、機内の状況を知る手段が画面表示だけになります。「今なにが起きているか」を声に出して共有するだけで、判断の質が変わります。
終盤 — 墜落が近いとき
損傷が積み上がると、どんな判断も間に合わなくなります。その状態でできることは限られています。
- 操縦者は最後まで席を離れない。降りた瞬間に墜落が確定する。
- 消火より操縦を優先する。傾いたまま火を消しても、墜ちてからでは意味がない。
- 乗客は捨てる判断も必要。全員を守ろうとして火災対応が遅れると、全員が墜ちる。
- 坠落したら素直にリマッチ。進行はクラウド保存なので、コインは失われない。
声出しの作法
このゲームは、通話なしでも遊べますが、通話ありのほうが明確に有利です。理由は単純で、画面には「自分から見える情報」しか出ないからです。
有効なのは「場所+必要装備+優先度」の3点セットです。「後方で火、消火器持ってる人お願い」のように言えば、誰が動くかが即決します。「大変」「やばい」だけでは動きが決まりません。
ビルドには RPC_Comm という通信処理がありますが、これはゲーム内のボイスチャットではなく、おそらくピンの共有やテキスト用です。外部の通話(Discord など)を使うのが現実的です。
よくある負け方
- 全員で1つの災厄に集まる
- その間に別の災厄が手つかずで広がる。担当を決めていないとこれが起きる。
- 装備を持ったまま墜落する
- 消火器を持つ人が操縦席に座ると、火災時に動けない。
- ベルトを後回しにする
- 最初の乱気流で乗客が一斉に負傷し、以降ずっと手が足りなくなる。
- スキルを撃たない
- 右クリックの存在を忘れると、Bucket も Grapple も死にスキルになる。